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注文書ファクタリングと請求書ファクタリングの違いと審査が通りやすい8選

注文書ファクタリングと請求書ファクタリングの違いと審査が通りやすい8選

一般的なファクタリングは請求書を買い取りますが、中には注文書を対象としているサービスがあります。

今回は、注文書ファクタリングとは何か、審査が通りやすい8社とともに解説します

本記事を読めば、注文書ファクタリングのメリット・デメリットも理解できるので、ぜひ参考にしてください。

目次

注文書ファクタリングとは?

注文書ファクタリングとは、案件の受注段階で発生した注文書あるいは発注書を債権として買い取ってもらうサービスです。

一般的なファクタリングは請求書が対象で、納品後の売掛金を買い取ってもらうのに対し、注文書ファクタリングは納品前に資金調達ができます。

どちらもキャッシュフローの改善に役立ちますが、注文書ファクタリングのほうが早い段階で資金調達ができるので、活用の幅が広い点が特徴です。

注文書ファクタリングと請求書ファクタリングの違いを比較

ここでは、注文書ファクタリングと請求書ファクタリングの違いについて比較をしていきます。

それぞれで異なる部分もあるため、本項を読んで使い分けられるようになると、より資金繰りの改善に役立つことでしょう。

では、それぞれの違いについて比較をしつつ解説します。

買取対象が異なる

注文書・請求書は発行されるタイミングが違うため、そもそも買取対象が異なります。

注文書は商品やサービス購入時に発注者が渡す書類で、請求書は納品した商品やサービスの対価を請求する書類です。

そのため、順番としては発注書が送付された後に請求書を作成します。

どちらも該当書類の提出が条件ですが、中には取引が発生している証拠を証明できるなら、契約締結が可能なファクタリングサービスもあります。

手数料は注文書ファクタリングが高い傾向

契約時に発生する手数料については、注文書ファクタリングのほうが高い傾向にあります。

なぜなら、注文書を交わす段階では商品・サービスの納品はなく、売掛金の回収リスクが高いからです。

また、請求書ファクタリングと比べて売掛金が支払われるまでの期間が長く、ファクタリング会社としてはリスクヘッジを考慮しなくてはいけません。

その結果、注文書ファクタリングのほうが手数料が高く設定されやすいのです。

資金調達可能な時期は請求書ファクタリングのほうが遅い

資金調達可能な時期は、請求書ファクタリングのほうが遅いです。

注文書ファクタリングは案件の受注段階で資金調達ができますが、請求書ファクタリングは案件納品後になります。

もし受注案件を遂行中に資金不足に陥った場合、請求書が発行されていないので、請求書ファクタリングは利用できません。

今回は、受注した取引先の債権をファクタリングする場合を仮定した比較です。
他の取引先の請求書を用いることができるなら資金調達タイミングに違いはありません。

売掛先への通知はどちらも変わらない

売掛先への通知は、どちらも違いはありません

注文書・請求書どちらも2社間ファクタリングで契約するなら売掛先へ通知がいかず、3社間ファクタリングなら売掛先に利用承諾が必要です。

2社間契約をした際に、売掛先あるいは依頼主が売掛金の送金を怠った場合も、注文書・請求書どちらのファクタリングでも売掛先へ通知がいくことになるので注意しましょう。

おすすめの注文書ファクタリングサービス8選

ここでは、おすすめの注文書ファクタリングサービスを8つご紹介します。

それぞれで手数料や買取可能額が異なるので、比較しながらご自身に最適なサービスを見つけてみてください。

BESTPAY

BESTPAY

BESTPAYは株式会社アレシアが提供する注文書ファクタリングサービスです。

最短翌営業日の入金が可能で、手数料が5%からと業界でも低水準の数値で提供されています。

支払いサイトは最大180日(約6ヶ月)を対象としており、倒産リスクのない売掛先なら基本的に審査通過ができるようです。

株式会社アレシアは請求書ファクタリングのベストファクターも提供しているため、どちらの書類を用いたファクタリングが適しているか相談もできます。

公式サイトhttps://best-pay.jp/
対象事業法人
入金速度最短翌営業日
契約方式2社間ファクタリング
手数料5%〜
買取可能額(下限〜上限)100万円〜3億円
審査通過率非公開
必要書類・注文書(発注書)
・入出金明細書(3ヶ月分)
・本査定申込書
運営会社株式会社アレシア

アクセルファクター

アクセルファクター

アクセルファクターでは、請求書だけでなく注文書や発注書を用いたファクタリングに一括で対応しています。

一括で対応しているからこそ、注文書のみの手数料や審査通過率は不明です。

ただし、親身かつ柔軟な対応を強みとしているので、注文書だとしてもなるべく買い取れるようエビデンスの収集に動いてくれるでしょう。

ファクタリング以外にも豊富な財務支援サービスを提供しているので、資金繰りの相談もしやすい会社の1つです。

公式サイトhttps://accelfacter.co.jp/
対象事業個人事業主・法人
入金速度最短即日
契約方式2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
手数料2社間ファクタリング:3〜10%
3社間ファクタリング:1〜8%
買取可能額(下限〜上限)30万円〜
審査通過率93%
必要書類・注文書(発注書・見積書)
・本人確認書類
・入出金明細
・決算書
運営会社株式会社アクセルファクター

けんせつくん

けんせつくん

けんせつくんは、株式会社ウィットが提供している建設業に特化したファクタリングサービスです。

受注時の注文書でも対応可能と公言しており、顧客満足度は94%とホスピタリティを重視したサービスを提供しています。

建設業は他業種と比べると入金までの期間が長く、ファクタリングにおいても審査に通りにくいのが特徴です。

しかし、けんせつくんでは業界に精通したスタッフが対応してくれるため、資金化しにくい注文書でもファクタリングが可能です。

他社の注文書ファクタリングでは断られてしまった建設業の方は、けんせつくんを検討してみましょう。

公式サイトhttps://xn--y8jd4aybzqd.jp/
対象事業個人事業主・法人
入金速度最短2時間
契約方式2社間ファクタリング
手数料5%〜
買取可能額(下限〜上限)非公開
審査通過率非公開
必要書類・請求書
・本人確認書類
運営会社株式会社ウィット

トップ・マネジメント

トップマネジメント

トップ・マネジメントは、最短即日で現金化が可能な注文書ファクタリングサービスです。

最大で1億円までの注文書を対象としており、手数料も買取実績から判断すると最低値が3.8%となっています。

ただし、トップ・マネジメントの利用は以下の2点を満たす法人のみ対象です。

  • 月商500万円以上
  • 設立半年以上

上記に該当する法人であれば、トップ・マネジメントはおすすめできる注文書ファクタリングサービスといえるでしょう。

公式サイトhttps://newfactoring.jp/
対象事業法人
入金速度最短即日
契約方式2社間ファクタリング
手数料3.8%〜
買取可能額(下限〜上限)〜1億円
審査通過率非公開
必要書類・注文書(受注書・見積書)
運営会社株式会社トップ・マネジメント

ウィット

株式会社ウィット

ウィットのファクタリングサービスは、注文書も対象としています。

買取可能額が20万円〜500万円と小口専門となっているため、事業の規模がさほど大きくない方の利用に最適です。

業種・業界問わず対応でき、審査通過率は95%なので、他社で断られた注文書でも資金調達ができる可能性があります。

公式サイトhttps://witservice.co.jp/
対象事業個人事業主・法人
入金速度最短2時間
契約方式2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
手数料非公開
買取可能額(下限〜上限)20万円〜500万円
審査通過率95%
必要書類非公開
運営会社株式会社ウィット

GMO BtoB 早払い

GMO BtoB早払い

GMO BtoB 早払いは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社が提供しているファクタリングサービスです。

その都度利用するスポットタイプと2回以上利用を前提とした継続タイプのプランがあります。

スポットタイプでは債権買取額が300万円〜1億円、手数料は2.5%〜12%です。

一方、継続タイプは債権買取額が100万円〜1億円、手数料は2%〜12%と優遇されています。

大手グループが提供しているからこそ信頼感があるので、安心してファクタリングを利用したい方向けのサービスといえるでしょう。

公式サイトhttps://www.gmo-pg.com/lpc/hayabarai/
対象事業法人
入金速度最短2営業日
契約方式2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
手数料2〜12%
買取可能額(下限〜上限)100万円〜1億円
審査通過率非公開
必要書類・注文書(発注書・見積書)
・決算書
・基本契約書
・審査依頼書
運営会社GMOペイメントゲートウェイ株式会社

ファクタリングのトライ

ファクタリングのトライ

ファクタリングのトライは、個人事業主・法人問わず注文書ファクタリングが利用可能なサービスです。

買取可能額や審査通過率は非公開ではあるものの、コンサルティングやマッチングサービスなどのアフターフォロー体制も整えているため、安心感があります。

ただし、ファクタリングのトライでは審査が慎重な傾向があり、必要書類が多い点が特徴です。

資金が必要な時期までにある程度の余裕がある方や必要書類がすでに整っている方におすすめできるサービスといえるでしょう。

公式サイトhttps://factoring-try-sko.co.jp/
対象事業個人事業主・法人
入金速度最短即日
契約方式2社間ファクタリング
手数料3%〜
買取可能額(下限〜上限)非公開
審査通過率非公開
必要書類・注文書(発注書)
・本人確認書類
・入出金明細
・決算書
・契約書(基本契約書・請負契約書など)
・代表者の実印
・法人印
・印鑑証明書
運営会社株式会社SKO

ビートレーディング

ビートレーディング

ビートレーディングは、提出書類が少なく利用のしやすさが魅力のファクタリングサービスです。

これまでに5.8万社以上との取引実績があり、10年以上事業を継続した際のノウハウも豊富に保有しています。

買取可能額は下限・上限ともに制限がないため、小口・大口どちらの資金調達にも対応可能です。

利用したいときにすぐ申し込める注文書ファクタリングを探している方は、ビートレーディングを検討しましょう。

公式サイトhttps://betrading.jp/
対象事業個人事業主・法人
入金速度最短1営業日
契約方式2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
手数料2社間ファクタリング:4〜12%
3社間ファクタリング:2〜9%
買取可能額(下限〜上限)無制限
審査通過率非公開
必要書類・注文書
・入出金明細書(2ヶ月分)
運営会社株式会社ビートレーディング

注文書ファクタリングを利用するメリット

注文書ファクタリングには、以下のようなメリットがあります。

  • 案件遂行中の資金不足を回避できる
  • 支払いサイトが長い売掛金も買い取ってもらえる可能性がある
  • 契約締結後なら売掛金が入金されなくても弁済不要
  • 売掛先に知られることなく資金調達できる
  • 自社の経営状況はあまり審査に影響しない

メリットを理解すれば、より効果的な使い方で資金繰りの改善に役立てることができるでしょう。

では、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

案件遂行中の資金不足を回避できる

注文書ファクタリングの最大のメリットは、案件を遂行中の資金不足を回避できる点です。

例えば、建設業は売掛金が入金される前の資材などの仕入れを、自社で賄うケースがほとんどでしょう。

そうなると、大型案件を受注すると自社の資金のみで対応しなくてはならず、資金枯渇に陥る場合も珍しくありません。

しかし、注文書ファクタリングを用いれば、資金が枯渇することなく案件を遂行できるので、利益の向上および最大化を狙えます

大型案件の依頼がきてはいるものの資金がないから断っていた、といった事業こそ注文書ファクタリングのメリットを最大限に活かせるはずです。

支払いサイトが長い売掛金も買い取ってもらえる可能性がある

注文書ファクタリングは、支払いサイトが長い売掛債権を買い取ってもらえる可能性がある点もメリットです。

請求書ファクタリングの場合、長くても120日以内の売掛債権を買取対象としているケースがほとんどです。

一方、注文書ファクタリングでは、6ヶ月以内の売掛債権を対象としているところが多く見受けられます

支払いサイトが長いために資金枯渇が危惧される売掛債権でも、資金化ができれば安心です。

契約締結後なら売掛金が入金されなくても弁済不要

注文書ファクタリングは償還請求権なし(ノンリコース)契約が原則のため、契約締結後なら弁済は不要です。

償還請求権とは?:
債務者が売掛金の支払いを行わなかった場合、元の債権者に費用を弁済してもらう権利。償還請求権なしの契約では、元の債権者に費用の弁済責任がない。

償還請求権なしの契約を行った場合、売掛金の回収責任はファクタリング会社が背負うことになります。

そのため、たとえ契約後に売掛先が倒産しても、依頼主がファクタリングによって得た資金を返還する義務はありません

売掛金の未回収リスクを回避するために注文書ファクタリングを利用する、という方法も可能です。

売掛先に知られることなく資金調達できる

請求書ファクタリングと同様に、注文書ファクタリングは売掛先への通知はありません。

ファクタリングの利用を知られることなく資金調達ができる点も、注文書ファクタリングのメリットでしょう。

ただし、売掛先あるいは依頼主が債務不履行を行った場合は例外です。

債務不履行と判断されると、ファクタリング会社が直接債権回収を行わなくてはならず、売掛先へ連絡をして売掛金の送金を要請します。

売掛金がファクタリング会社へ正しく振り込まれるという前提があるなら、売掛先に知られることなく資金調達が可能といえるでしょう。

自社の経営状況はあまり審査に影響しない

注文書ファクタリングの審査には、自社の経営状況はあまり影響しない点もメリットです。

売掛金が確実に回収できるかどうかが、注文書ファクタリングの審査において重要になります。

そのため、自社が赤字決算・税金滞納・債務超過をしていても利用は可能です。

口座凍結リスクの高い企業は、売掛金の回収ができなくなるため、審査に通らない可能性があります。

逆に、売掛先が赤字決算や税金滞納など、経営が良好とはいえない状態が客観的に判断できる場合は、審査が不利になるので覚えておきましょう。

注文書ファクタリングを利用するデメリット

注文書ファクタリングには、以下のデメリットがあるので注意が必要です。

  • 手数料が高い傾向がある
  • 請求書ファクタリングよりも審査が厳しい
  • 注文書ファクタリングサービス自体が少ない
  • 個人事業主・フリーランスは対象外であるケースが多い

デメリットを理解した上で正しい使い方ができれば、資金繰りの対策として注文書ファクタリングを活用できるはずです。

では、それぞれのデメリットについて詳細を解説します。

手数料が高い傾向がある

請求書ファクタリングと比較すると、注文書ファクタリングは手数料が高い傾向があります。

ファクタリング会社にとっては、注文書の段階では売掛金が入金されるかが分からず、ある程度リスクとして捉えるためです。

ただし、平均して2〜3%ほど高いだけなので、そこまで手数料の差が大きくなるわけではありません。

少しでも売掛金を減らしたくないと考えているのであれば、手数料が高くなりやすい注文書ファクタリングはデメリットとなるでしょう。

請求書ファクタリングよりも審査が厳しい

注文書ファクタリングは請求書ファクタリングよりも審査が厳しいです。

売掛金の回収リスクが高いからこそ、取引が問題なく遂行されるのか、取引先から滞りなく入金されるかを含め、慎重に審査が行われます。

注文書ファクタリングを利用する際は、審査に通りやすいよう取引が行われている証拠(過去の取引履歴など)を可能な限り揃えておきましょう。

注文書ファクタリングサービス自体が少ない

そもそも、注文書を買い取ってくれるファクタリングサービス自体が少ないというデメリットもあります。

一般的には請求書を買い取るケースが多く、注文書は対象外としているファクタリング会社も珍しくありません。

サービスが少ない分、比較・検討はしやすいものの、ご自身に最適な条件がない、あるいは柔軟性に欠けると感じる場合があるでしょう。

個人事業主・フリーランスは対象外であるケースが多い

注文書ファクタリングは個人事業主・フリーランスが対象外のケースが多い点もデメリットです。

個人事業主やフリーランスは、案件の遂行責任という点では法人よりも軽い傾向があり、結果的に売掛金の回収リスクに影響します。

そのため、請求書買取は個人事業主・フリーランスでも利用可能なサービスは多く見受けられますが、注文書買取となると極端に少ないです。

仮に個人事業主・フリーランスの方で注文書ファクタリングを行いたい場合は、利用可能なサービスがかなり絞られてしまう点を覚えておきましょう。

注文書ファクタリングを検討すべきタイミング

人によっては、どのタイミングで注文書ファクタリングを検討すべきなのかわからない場合があるはずです。

ここでは、注文書ファクタリングを検討すべきタイミングについてご紹介します。

黒字倒産の可能性があるとき

黒字倒産をする可能性があるときには、注文書ファクタリングを用いて資金調達をすべきタイミングです。

黒字倒産とは?:
売上があるにも関わらず売掛金が入金されていないため手元資金が枯渇し、倒産すること。

黒字倒産は手元資金の枯渇が原因ですが、売掛金の支払いが遅い、在庫を抱えすぎているなど、さまざまな要因が考えられます。

手元資金がないのにも関わらず仕入れを行わなくては売上が下がる一方で、資金繰りが徐々に悪化した結果倒産せざるをえなくなるのです。

上記のようなタイミングで、注文書ファクタリングによる資金調達ができれば、事業の維持ができ、キャッシュフローの改善に活かすことができます

大型案件を受けたいが資金不足が見込まれるとき

大型案件を受けるだけの資金が手元にない場合にも、注文書ファクタリングを活用すべきタイミングです。

大型案件を遂行中に発生する費用を自社で賄わなければならないケースだと、事業規模によっては資金不足に陥る可能性があるでしょう。

そこで、案件受注と同時に注文書ファクタリングで資金を確保できれば、利益の最大化を狙うことができます

普段は手元資金の影響で断っていた大型案件も、注文書ファクタリングを活用すれば受注できるようになるでしょう。

注文書ファクタリングの審査通過率を高めるポイント

注文書ファクタリングの審査通過率を高めるには、以下のポイントを意識するのが最適です。

  • 売掛金の入金が証明できる準備を整えておく
  • 信頼度の高い売掛先を選ぶ
  • 支払いサイトが短いほうが審査に通りやすい

資金調達を成功させるために、これから紹介するポイントを抑えておきましょう。

売掛金の入金が証明できる準備を整えておく

売掛金の入金が証明できる書類が揃っていれば、審査通過率は高くなります。

例えば、基本契約書やチャットツール(LINE・チャットワーク・Slackなど)で取引がわかる部分をスクショして提出するなどです。

取引が存在し、確実に遂行される証拠が揃っていれば、審査は通りやすくなるので、上記を例に揃えられる書類は事前準備しておきましょう

信頼度の高い売掛先を選ぶ

売掛金回収ができると判断されるには、信頼度の高い売掛先を選ぶのも方法の1つです。

信頼度の高さは、資本力や社会的信用性が関係しており、大手企業や公的機関が代表例としてあげられます。

また、依頼主と継続した取引を行っている企業も、信頼度は高いと判断できます。

最低でも3回以上は取引している売掛先を選ぶと良いでしょう。

個人事業主・フリーランスが売掛先の場合は、複数回の取引があったとしても審査に通らないので注意してください。

支払いサイトが短いほうが審査に通りやすい

支払いサイトは長いほどリスクとされるため、短いほうが審査に通りやすいのも覚えておくべきポイントです。

注文書ファクタリングの場合、一般的には6ヶ月以内の支払いサイトが対象になります。

支払いサイトが6ヶ月より短ければ短いほど審査に優遇されるので、どのくらいで入金されるのかも含めて注文書の選定を行いましょう。

まとめ

今回は注文書ファクタリングについて、おすすめのサービスとメリット・デメリットもあわせて解説しました。

請求書ファクタリングよりも早い段階で資金化ができるため、大型案件の受注や黒字倒産回避のために活用できることがわかってもらえたはずです。

ただし、手数料が高い傾向があるので、比較すると請求書ファクタリングのほうが資金は残りやすいです。

請求書ファクタリングも視野に入れているのであれば、ファクタリングベストの利用がおすすめです。

ファクタリングベストでは、優良ファクタリング4社へ一括見積もりができます。

選定する時間を解消しつつ、手数料が安いファクタリング会社を簡単に絞れるため、手軽に最適な資金調達を実現できるでしょう。

自社にとって注文書・請求書どちらのファクタリングが合っているのかを見直し、適切にキャッシュフローの改善を図るようにしてください。

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この記事を書いた人

ファクタリング業界に3年以上携わり、日々ファクタリング会社の現場責任者や役員と情報交換を行っています。

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